DELUXEWARE (デラックスウエア)の40sヘビーネルシャツ"HV-09"をアップしました。
遂に入荷しました。
デラックスウエア今期唯一のネルシャツです。
何とも言えない非常に雰囲気の良い独特の色合いとネップ感のある生地表情。
ネルシャツ一つ作るにも出来上がったスペックに色柄を変えるだけではなく、なにかしら魅力的な企画を練り込んでくるデラックスウエア。
今回もいろいろとてんこ盛りなのですが、やはりこの生地の雰囲気です。
ランダムストラクチャーという手法。
村松代表にお聞きしたのですが、生産したことがないので難しくて100%はもちろん理解が出来ません。
経糸、緯糸共にオレンジ、ピンク、赤、黒と各色糸を職人の感覚でランダムに飛ばし、出来上がった生地(この段階では結構ビビットなオレンジらしい)に濃いオレンジで更に染色。これも染色方法、時間など職人技らしいです。
まず他メーカーではやらないであろう、手の込んだデラックスウエアならではの生産方法でこの独特の質感を出しているんですね。
そしてヴィンテージにはない裾部のパイピングや襟裏のジグザグステッチの中にはスウェット生地を入れ込むなどのオリジナルな企画も盛り込まれています。
そして襟、台襟、身頃とポケットフラップまでも柄合わせがなされた丁寧な作り。
シルエットも良い感じの適度なタイト感。
是非ともご試着いただきたい一品、いや逸品です。
ちなみに私の体型(身長163cm体重56kg胸囲86cm)で、着用画像にもあるようにSサイズでジャストからやや余裕がある感じ。
XSでもきつすぎる事はなく、ボタンを閉めても着れなくはないです。着丈はやや短めになるので、身長165cm前後までで胸囲も85cm前後以内の方はXSでもいけると思います。
170cm60kg90cm位がSとMの境になってきそうです。
1940年代、アメリカは正に変化の時代であっただろう。1941年アメリカが本格的に戦争への参加を決めたことにより、それまでの様々な娯楽や産業に規制が引かれていった。それはアパレル産業にとっても例外ではなかった。
第二次世界大戦下、民間の企業には様々な規制が引かれ戦争に不要なものはことごとく排除され、そして様々なアパレルメーカーは軍に支給する衣類などの製作へと移行していくのであった。個性、ポリシーの排除。それは正しく、メーカーとしての誇りと、尊敬を破壊されるものだったに違いない。
アメリカにとって1940年代は、酸いも甘いも体験した時代だったのではないだろうか。戦時中の耐え忍ぶ生活から、戦後は戦勝国の勢いそのままに、様々な娯楽文化が生まれ、そして、それらは現代にまで影響を色濃く残すものとなっている。
言葉だけでは言い表すことのできない壮大な歴史の数々が1940年代には存在していると言っても過言ではないだろう。
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