友人の川辺君が来店。
ご存じの方も多くなったかと思いますが、彼はステンレス製のナットや配管から指輪などのアクセサリーを製作する職人です。
独特な雰囲気を持ち、見た目も格好いいですが、それにも増して中身の格好いい男です。
彼が時折来店してくれて、向き合って話をすると癒しと刺激を受ける事が出来ます。
物腰も柔らかく口調も穏やかな中に秘められた非常に強い芯みたいなものがそうさせるのでしょうか?
そんな川辺君の毎年?恒例の作品展が明日から開催です。
今回のテーマは「咀嚼」。
意味を尋ねると、昨年はメキシコでの路上製作など感じるものが多く、それらを噛み砕いて表現するみたいな事をたしか言っておりました。多少違っていたらスイマセン。
今ではすっかり有名になり全国からオーダーが入るそうです。
以前聞いた時は、オーダー後完成まで3ヶ月待ちだったのですが、今回聞いたら8ヶ月待ちだそうです。
一昨年、彼の児島の工房で製作現場を見せてもらったのですが、万力でナットを固定して削り、外して確認してまた削るという作業の繰り返しを黙々とこなす姿はまさに職人。
これはそりゃあ時間がかかるでしょう。
ただ、そこには大量生産では味わえない温もりみたいなものがずっしりと詰まっているでしょうから時間のある方は是非、その魂を感じてみて下さい。
場所は児島のアラパープです。
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