2015年7月30日木曜日
2015年7月29日水曜日
デラックスウエア DX056A "1950s STANDARD STRAIGHT"
穿き始めて二ヶ月ちょっとのデラックスウエア"DX056A"。
ノリがしっかり効いているのと色も濃い目だからかいつものペースよりアタリが早めに出てきているように感じます。
お気に入りの名品"DX066A"とは明らかに違う表情。
これからますます楽しみです。
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2015年7月27日月曜日
オリジナル・レザーショルダーバッグ
オリジナルのレザーショルダーバッグをアップしました。
ベルトやらサスペンダーやらバッグなど色々とDEEには製作を依頼していたにも関わらず、今まではネットにはアップせず店頭のみでの展開でしたが、ブログ等々でご覧になり県外からお越しいただいたり通販の依頼も度々あるので、今回の新作ショルダーバッグはアップしてみます。
丁度いいというのは人それぞれだと思いますが、結構前からこの商品のファーストサンプル、セカンドサンプルが仕上がる度に展示していたのですが、「丁度ええ大きさじゃなあ」という方が多いので一般的に丁度いいくらいの大きさなんだと思います。
先日、DEEの工房でこの製品の製作現場を見せてもらったので、せっかくなんでリポートします。
写真が多く長いですが、興味のある方は是非ご覧になってみて下さい。
やっぱり職人って凄いですね。
私は職人への憧れや興味はあり作業風景を見るのは好きなんですが、物を作るのが基本的に大嫌いな上にかなりの不器用な男なので、おそらく向いてないと思います。
結局、好きなものを接客販売するのが好きなんですかね。
決して上手ではないですが。
DEEにより黒の染料で手染めされた革。
その後、色止め。
右端に染められていない下のブラウンが覗く。
伸び方向も考えながら裁断していく。
特に伸びやすい革だと方向も重要。
このバッグは全パーツ、接ぎのない一枚取りの為、部取りが悪いが見た目はシンプルで上品な仕上がり。
基本的に腹側が伸びやすいので、一般的にベルトなどやこの商品のストラップ部分は伸びにくい背中側で取っている。
ポケット縁を漉いてボンドで仮止め。
ポケットなので適度にたるませるのがポイント。
ストラップのショルダー部をボンド止め、圧着。
ここで別場所に移動して金具を燻す。
沸騰したお湯に薬剤を入れて煮る。
フラップ縁をパイピング。
フラップベルトは手縫い。
さすがに早いなあ。
10年くらい前にオリジナルジーンズを作った時、革パッチまで作ってもらう余裕がなく、GERUZで教えてもらい、自分で革を切って染めて縫い付けたのを思い出しました。
肩が凝りました。
金具の留め部分をポンチで穴あけ。
本体とフラップ、ストラップショルダー部、内ポケットを縫い合わせ。
ヤスリがけ、バリ取り。
小物準備。
外ポケットのボタン付け。
ボディとマチを縫い合わせ。
革の厚みがあるので上下がズレやすい為、金具を使って送り最後を合わす。
そして裏返す。
これが意外に難しいらしく、口部分の縫い合わせに気を付けながら力を入れる。
パイピングする為に縫い代を割りボンド付け。
パイピングは厚めの革を使用しているので、ラッパは使わずパイピング。
ストラップ両端やボディとの連結部分の伸びる部分は、補強の為に裏に生地をボンドで付けて、伸び防止と穴も開きにくくしている。
内ポケット、ストラップをかしめる。
最後の焼印だけは私が。
コンセントを挿し、数分待つと熱くなるので向きを確認してグッと押さえつけます。
物凄い職人技です。
嘘です。
誰でも出来ます。
そして完成。
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