2013年2月28日木曜日

デラックスウエア 長袖Tシャツ LS60-B "SEIBERLING"


DELUXE WARE (デラックスウエア)の長袖Tシャツ LS60-B "SEIBERLING"をアップしました。



薄手ながらしっかりとした生地感で人気のS60シリーズと生地自体は同じものを、硫化染料で染めた独特のカラーリングと着込む事により経年変化の出やすい生地です。
吊り編み機による丸胴生地をあえて割り、両サイドは比較的珍しい2本針で縫い合わせています。
新たな企画として、シルエットの改良と強度を両立させた長袖Tシャツに仕上がっています。

1921年創業のタイヤメーカーSEIBERLING RUBBER CO.(セイバーリング・ラバー・カンパニー)。セイバリングというのは創業者名だが、実はこの人物は現在世界最大手のタイヤ会社の1つ「グッドイヤータイヤ&ラバーカンパニー」を1898年に立ち上げた人物でもある。創業1898年以後、グッドイヤーは1916年までに世界最大のタイヤ会社の1つとなるがセイバーリングはグッドイヤーを離れ、自身の名を冠したこのセイバーリングラバーカンパニーをあらためて創業する。
そしてこの頃は、あのフォード・モーター社のT型フォードが生産台数100万台を越すなど、「一家に一台」と言われるモータリゼーションにおけるエポックメーキングな時代でもあるのだ。タイヤもまたこのような時代の要請により次々と新技術が研究開発されていくのは言うまでもなく、1800年代末には空気入りのタイヤが開発されていた事実を考えると凄まじい進歩の速さである。
セイバーリングラバー社は、グッドイヤー社程の成功を収めるには至らなかったが、一時代の先端を担いその名を後世に刻んだ功績は賞賛に値する。

詳細はこちら
http://www.sweet-sue.com/products/list.php?name=LS60-B&mode=search&x=27&y=6

ジェラード ハンドステッチ・レーヨンボックスシャツ JSGSH-5001


JELADO (ジェラード)のハンドステッチ・レーヨンボックスシャツ"JSGSH-5001"をアップしました。



単色ブラックの色気のあるレーヨン素材。
適度な光沢感とレーヨン独特の着心地の良さ。
そこに出しゃばり過ぎない白糸のハンドステッチが絶妙なアクセントになっています。

詳細はこちら
http://www.sweet-sue.com/products/detail1994.html

2013年2月25日月曜日

デラックスウエア ネルシャツ HV-13 「SHADOW CHECK」


DELUXE WARE (デラックスウエア)のネルシャツ HV-13 「SHADOW CHECK」をアップしました。



ヘリンボーンと引き揃えと異なる二種類の柄を作り出す為、ドビー織機にて織り上げられたデラックスウエアオリジナルネル。
コットンとレーヨンの褪色スピードの違いによる、生地表情の変化も見所です。
在庫がLサイズだけになってしまいましたが、サイズの合う方は是非ともご堪能下さい。

その当時、森の奥へと歩みを進め岐路さえままならない深淵の縁。ふと一瞬開けた眼前には静寂に澄み渡る湖が広がった。空間を裂くように注ぐ太陽と静かにざわめく水鳥、時折湖面を撫でる柔らかな風だけがその瞬間の動であった。その動とは裏腹に、水中は深々と重くそして力強く揺らめき、差し込む光が深緑黒と淡緑のコントラストをより鮮明に映し出した。自然が創り出す偶然は必然的に起こり、すべてが瞬間的芸術と成り得るものだ。
古来より開発者達は自然という芸術に憧れを抱き、形、色合い、線、または感覚の具現化にそれぞれの感性を十分に発揮する事で挑み続けてきた。それはまるで、苦悩の末の芸術でもあると同時に挑戦的作品とも受け取れるほど。
我々デラックスウエアもしかり、当時のモノを創出してきた開発者同様に、自然の具現化に芸術を感じ携わり関わる事で「開発」に結びつけることも少なくない。開発者としては70年も遅れて現代に生きる立場であるが、時代から学んだあくなき挑戦もしっかりと工夫・内包を試みるのだ。さあ深淵の湖と次の動へ誘おう。

詳細はこちら
http://www.sweet-sue.com/products/detail1993.html

TCBにて vol.2


TCBでの第二回目。
今回はフロントポケット周りでした。
とりあえず、まず出来る部分のアイロンを当て、少し縫ってまたアイロンやら縫いやら。
よく分からず言われるがままにやっていると、以前より縫い代がどうだとか検証していたポケット口が縫い終わっていました。
少し前に書いたコインポケットも今回は60sの仕様で。
一番最後の画像が50sと60sの仕様の違いに関係があるようです。
一応、アイロンも平ミシンでの縫いも店での通常業務で行ってはいるので、多少の失敗はありながらもそこまで難しいと感じる事はなかったのですが、次回困難が待ち受けていようとは・・・。

2013年2月22日金曜日

デラックスウエア 長袖サーマルTシャツ MILC-02 "McMULLEN"


DELUXEWARE (デラックスウエア)の長袖サーマルTシャツ MILC-02 "McMULLEN"をアップしました。




軽く裏起毛の施された柔らかくしっかりとしたサーマル生地。
1950年代最初期モデルのヴィンテージミシン「ユニオンスペシャル・フラットシーマ」を使用。
色もデラックスウエアらしい良い雰囲気のバーガンディとスミクロ。

自動車が日常的に普及するようになった現代、宅配及び運送会社は一般的な職業といえる。だが当時はどうだったのだろうか、どんなに大きな荷物でも迅速に、かつ個別に運んでくれる会社があるなんて人々には夢のような感覚だったのではないだろうかという疑問に導かれ歴史を探ってみた。 運送業自体は古くから存在する。1800年代中頃には輸送は主に人力及び馬車であり、荷馬車で運送業を営んでいた会社の記録も存在するようだ。また、1800年代中期から後期にかけては全米の鉄道網が完備され始め、鉄道が大量輸送を可能にする手段となり始めるが、1908年に発売されたT型フォードをかわきりに自動車の時代へと突入し、この時代を境に輸送も徐々に車が担い始め現在に至るのである。 物流はただ物を運ぶだけではない。物が動くと必然的にそこにはモノに付随する技術やデザインもしくはシステムが共に動き、情報や文化が運ばれ少しづつ歴史が流れ始めるのである。 当時"ACROSS THE STREET OR ACROSS THE CONTINENT"(通りを渡り大陸を渡る)というキャッチコピーを持つA.D.McMULLEN社は、大陸の向こう側にいったいどんなモノ(文化)を誰に運び、何を生み出したのだろうか。

詳細はこちら
http://www.sweet-sue.com/products/list.php?name=MILC-02&mode=search&x=9&y=15

2013年2月21日木曜日

児島


児島は二番目に好きな街です。
学生の頃はバイト後に水島からドライブするのに丁度良い距離で、毎日のように通い、海を見たければ渋川か下津井、通生辺り、山が良ければ鷲羽山、由加山。
最初に就職した地も児島でした。

そして最近は毎週月曜日の夜はTCBにお邪魔するのが本当に楽しみで、そして、更にまた楽しみな事が一つ増えました。
大半の一般の方には本当にどうでも良い事かも分かりませんが、ワクワクします。
聖地とまで呼ばれる児島がすぐ近くで良かったなとつくづく思います。

15年前に何度も読んだ本。
この本にも少し関係があるので久しぶりに読み返してみようかと思っています。

2013年2月20日水曜日

ダリーズ 20sチェンジオールコート 「CHANALL」


DALEE'S (ダリーズ)の20sチェンジオールコート「CHANALL」をアップしました。



人気のダリーズ"A.C.Aコート"をアレンジして、デニム生地、チェンジボタンなどワークの要素を織り交ぜた新作になります。
チェンジボタンとバックの切替からのチェンジとカバーオールのオールを組み合わせてチェンジ&オールで「CHANALL(チェナール)」と名付けられています。
経糸は通常のデニム同様ロープ染色による中白のあるインディゴ糸、緯糸は芯まで染まったインディゴ糸を使用して、旧式力織機により織り上げられた生地を裏地使いしているので、表面には緯糸が多く出ている為、縦落ちはどうなのかなと村松さんに確認したところ、生地に洗いをかけてみたら、そこそこ出るようです。
経年変化も楽しみです。

詳細はこちら
http://www.sweet-sue.com/products/detail1990.html

2013年2月18日月曜日

TCBにて vol.1


ここ最近、TCBにてジーンズの制作をさせていただいています。
年末お伺いした時の話の流れで僕の無理なお願いを快諾していただき実現の運びとなりました。
同じ岡山県南におり、せっかくこういった方と縁あって知り合えたので、いかさない訳にはいかないと、社長にはご迷惑をお掛けするかと思いながらも直談判したところ、思っていた以上にあっさりとOK。
積年の募る思いが込み上げ、涙が出そうになりました。というのは大袈裟ですが、TCBの社長のお陰で児島の生産関係へのトラウマが払拭出来そうです。

少し前の第一回目のの様子。
お互いの通常業務を終えてからのスタートなので少しづつではありますが、この日は生地の裁断。
鉄アレーを重石にし、物差しを当て、手のみで生地を切っていきます。
生地を重ねて切るので、下まで切れてなかったり、ガタガタだったりと、初めてなのはもちろん根っからの不器用さの為、やはり苦戦します。
仕上がりは当然B品C品級ですが、社長といろいろ昔話などしながらの本当に楽しい時間はあっという間でした。
次回はアイロンだそうです。









2013年2月15日金曜日

営業時間変更のお知らせ


17日日曜日は営業時間が12:00~15:00までの短縮営業となります。
ご迷惑をお掛けしますが、お間違えのないよう何卒宜しくお願い致します。

シュガーケーン プリントストライプ・ワークシャツ SC26038


SUGAR CANE (シュガーケーン)のプリントストライプ・ワークシャツ"SC26038"をアップしました。



やや薄手で肌触りが柔らかく着心地の良い生地感に、とても良い雰囲気のプリントストライプ生地。
ユニオンチケット、マチ、空環などの最早定番的ディテールもさることながら、幅の狭い二本針の巻縫いも見所です。
シルエットも良く、これからの時期におススメなシャツです。

詳細はこちら
http://www.sweet-sue.com/products/detail1989.html

2013年2月14日木曜日

デラックスウエア ヒッコリーネルシャツ HV-01 ネイビーストライプ


DELUXE WARE (デラックスウエア)のヒッコリーネルシャツ"HV-01"ネイビーストライプをアップしました。



まさに定番と呼ぶに相応しい、ジワジワと毎回完売していくデラックスウエアの"HV-01"ヒッコリーネルシャツ。
毎作人気の高いアイテムをリリースするHVシリーズの記念すべき第一弾"HV-01"に新色が登場です。
ビンテージをベースにしての物作りながら、ヒッコリーでネルという、珍しい新たな素材作りに挑戦するデラックスウエアらしい生地です。
今回の新作は、経糸にネイビーとブラック、緯糸にグレーの糸を使用した渋いストライプ柄。
こちらも間違いなく末永く定番となる商品だと思います。

詳細はこちら
http://www.sweet-sue.com/products/detail1988.html

2013年2月13日水曜日

UES (ウエス) 空羽チェックシャツ 501301


UES (ウエス)の空羽チェックシャツ"501301"をアップしました。



空羽(あきは)という部分的に経糸を少なくし凹凸感のある独特な生地を使用したチェックシャツです。
昨年まで人気だったウエスの追撚チェックシャツも空羽生地でしたが、今期のはあそこまでシボ感はないものの、良い雰囲気の表情に仕上がっています。
春らしい綺麗なカラーリングながら直接染料によるややくすんだ色合いも雰囲気抜群。
ウエスらしいややタイトめなシルエットですが、比較的薄手で多少伸縮性のある生地の為、着心地も良いです。
昨年の追撚チェックシャツに比べると着丈はやや長めで身幅はやや細めになっているようです。
これから春先にかけておススメのシャツです。

詳細はこちら
http://www.sweet-sue.com/products/list.php?name=501301&mode=search&x=25&y=9

2013年2月10日日曜日

アントニオ猪木


非常に面白かった本。
なるほどなと。
世代的によく知っているのは1985年前後のアントニオ猪木です。
今は落合博満の本を読んでいます。



2013年2月9日土曜日

TCB president 60′s 13months ver


TCBの社長が13ヶ月穿き込んだ"TCB 60's"の着用サンプルをお借りしています。
しっかり穿き込んで、適度に洗ったそうです。
綺麗なブルーとしっかりとしたアタリ。
店頭にてご覧いただけます。