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2026年8月15日土曜日

ウォバッシュスカート



もう10年ほど前の事なので、どういった経緯で生産に至ったか記憶が薄いですが、おそらくその頃に私がウォバッシュのスカートを穿きたくはなりませんが、作りたくなって、いつもお世話になっている藤枝被服にお願いして少量だけ生産していただいたような記憶があります。
そもそも女性のお客様がほとんどいないので、数が売れるとは思っていませんでしたが、数少ない女性のお客様や常連様の奥様などから予想以上に好評で、あっという間になくなった記憶です。
先日、常連様とのひょんな会話からこのスカートの話になり、もしかしてと思い奥の方を探したら一枚出て来て、サイズもぴったりでお買い上げいただきました。
当時、お買い上げいただきましたお客様のスカートも10年の時を経て、良い雰囲気になっているのではないかと思いますので、心当たりがおありの方はまたよかったら見せにいらして下さい。



2026年4月5日日曜日

藤枝被服



個人的にもお世話になっている藤枝被服で、ジェラードチャンネルの撮影が行われるという事で同行させていただきました。
今秋冬にリリース予定のチマヨジャケット"Sitting Bull"についての動画撮影でしたが、この春の目玉でもあるスーベニアジャケットの生産も丁度行われていました。
"Sitting Bull"は展示会でリリースが発表されてから気になっているジャケットではありますが、ヴィンテージとサンプルを目の前にして説明を聞いているとやはりその気持ちもさらに強くなってきます。
今後予定されている内見会で皆様にもサンプルをご覧いただけるかと思いますので、どうぞご期待下さい。
前日の水島での前夜祭から当日昼の美星町での角煮そばとグルメの方も絶好調でした。
後藤社長はじめジェラードの皆様、そしていつも快く工場を見学させていただく藤枝被服の皆様、有意義な時間をありがとうございました。

2025年3月13日木曜日

FUJIEDAHIFUKU



遂に待望の入荷を果たしたジェラードのスカジャン。
ご予約いただいたお客様には大変お待たせしてしまいましたが、十分にその価値を感じられる最高の仕上がりになっているのではないでしょうか。
先月、藤枝被服にお邪魔した際に丁度ジェラードのスタジャン、スカジャンを縫われていたので写真を撮らせていただきました。
少し説明もお聞きしましたが、聞くだけでうわっとなる手間のかかる仕様でした。
ジェラード所有のヴィンテージを基に生地の再現から、桐生での熟練職人による刺繍、そして矢掛での縫製とそれぞれの産地を渡り歩き完成される逸品です。
今月末には次の秋冬展示会を控えておりますが、またスカジャンがリリースされるのか気になるところです。
是非期待しておきましょう!




2023年6月2日金曜日

JELADO 18周年記念300着限定! Age of Longing 406 EXX[JP82406EXX]



遂に明日リリースとなるジェラードの18周年記念300着限定"406EXX"ですが、今回の生産も私がいつもお世話になっている矢掛町の藤枝被服でしたので、少しだけお邪魔してお話を伺いました。

そもそも今回のジャケットですが、当然定番の白タグのセカンドモデルを黒タグに生地変えしただけではなく、ポケットや襟まわり等の型紙を新たに起こし、縫製仕様などもターゲットにしたヴィンテージをベースに、今回もまたかなり細かい指示があったようです。
お母さんが、ジェラードのジージャン製作は本当に大変としみじみ仰られていました。
工場あるあるなのかどうか分かりませんが、サンプルのそれぞれの箇所にガムテープにマジックで一般的な仕様とは違う注意点を大きく記入し、ミスのないようにしていました。

ターゲットにしたモデルや年代、各部の仕様や細かい拘りなどはジェラードチャンネルや先日の"Dig-it"でも色々とご覧になった方もおられるかと思いますが、それ以外の工場リポートならではのところを少しだけご紹介させていただきます。

襟の大きさをやや大きく変更したのはジェラードチャンネルでも触れられていて見た目で分かる部分ですが、更にこの部分の縫い代もヴィンテージに基づいて変更されています。
通常当然真っ直ぐ型紙を作る部分をヴィンテージ通り、やや歪んだ型紙にしています。
中に入っている部分なので新品時には全く分かりませんが、数年着込んでアタリが出てくる頃にはこの辺りの細かい拘りも露わになってくるでしょう。
ポケットの縫い代もヴィンテージに倣い、通常より大きめに取られているのでしっかりとアタリが出るでしょう。

そして今回の大きいポイントの一つとして、硫化染料で染めた縫製糸を作製して使用しているという点です。
これは現在ではほぼない糸との事で、デニム生地に合わせてヴィンテージ同様に糸の褪色も起こるよう使われているのですが、この糸を使って生産するのは工場も非常に大変だったとの事です。
糸が通常の綿糸より更に滑りが悪く、引っかかって切れやすい為、いつもよりかなりスピードを落として注意を払いながらの生産になるようです。
ジージャンに製品化された糸では違いが分かりませんが、縫われる前の束上の糸を触ると明らかにザラザラして滑りが悪そうなのが分かりました。
しかしながら切れやすいとはいえ、縫製時に引っかかって切れやすいという事で、通常の着用においては一般的な綿糸より特に強度が劣るという訳ではないようです。
リーバイスに基づき、力の掛かる部分は伸縮性のあるチェーンステッチでの縫製仕様になっていますし、むしろ着込んだ際にはチェーンステッチの絡まった糸が引っかかって解けにくいようです。
この糸の褪色に関しては別の話で面白い話があるのですが、今回は長くなったので、また別の機会にご紹介させていただきます。

他にも襟のステッチの縫い始めと縫い終わりの糸が重なる部分も一般的な肩線ではなく左襟の目に付く部分にあったり、サイドアジャスターのボタン位置が通常よりタブ側に近く、二つのボタンの間隔も狭くなっています。
ジェラードチャンネルも是非またあらためてご確認いただき、なおかつジェラードの更なる細かい拘りが詰まった18周年記念限定モデルに相応しい出来栄えとなっておりますので、是非明日の入荷を楽しみにお待ち下さい。







2022年11月27日日曜日

JELADO JP94407E "Age of Longing Black Tag 407EXX"



入荷から一か月ほど経ったジェラードのジージャン JP94407E "Age of Longing Black Tag 407EXX"。
メーカーではリリース早々からかなりの動きがあったようでしたが、当店ではややスロースタートだったもののここにきてセットアップでの購入も続き、残りサイズがS,XXLのみとなってしまいました。
近日XS,Mは再入荷予定となりますが、その他は来春まで入荷予定がありませんので、サイズが合いそうな方は是非お早めにお試し下さい!
先日ジェラードチャンネルで後藤代表がこのアイテムについてお話をされているので、是非ご覧いただければと思います。
生地等の拘りは今までにもお話をされていましたが、今作の一番のポイントはポケットのようです。
ポケットについては、このコーナーでもお伝えしております藤枝被服での生産リポートの際に若社長とお母様からこの苦労話をお聞きし、そして職人の方がこの微妙な曲線のステッチを入れているのを目の当たりにしているので、私は全く生産には関わっておりませんが思いれのある部分です。
その他プリーツのボックスステッチやバックストラップの形状、糸番手や運針の違いなど細かい各部のディテールも是非注目していただければと思います。
私もサイズを迷っておりましたが、結局XSサイズで決めましたので、ガンガン着倒したいと思います。




・JELADO (ジェラード) ジージャン JP94407E "Age of Longing Black Tag 407EXX" インディゴ・ワンウォッシュ


2022年11月2日水曜日

FUJIEDA HIFUKU JELADO Age of Longing Black Tag 407EXX "JP94407E" Part2



藤枝被服でのジェラードの新作ジージャン"407EXX"生産リポート第二弾。
今回は襟周り、前ヨーク、大袖小袖の巻き縫いなどでした。

当然ながらきっちりとアイロンをあてて襟の飾りステッチを入れていきますが、今作はファーストならではの落としの仕様で、剝かないとステッチが見えないくらい際を縫っています。
中国の方で日本語がどこまで通じるか分からないので、「上手ですね」と言うとなにか返答が返ってきたけど分からず、藤枝さんに尋ねるとどうやら前のアイロンがいいんだと言っているようでした。
するといつも通り定位置でアイロン掛けするお母様がありがとうと微笑み、みんなで笑い合うというなんとも藤枝被服らしいアットホームな光景でした。

前ヨークのステッチも表から縫うのに裏の耳の際に綺麗にステッチが入っており、本当に凄いなと思いますが、当然見えないので生地の厚みなどを手の感覚で探りながら縫っていくようです。
この辺はいつも縫っている熟練の職人からすると特にどういう事もない事なのかもしれませんが感心するばかりです。

そして大袖小袖の巻き縫い。
これはほぼ直線をラッパに入れ込み縫い合わせていきますが、早さと正確さが求めらます。
以前、TCBでジーンズ製作をさせていただいた際に、バックヨークと後ろ身頃の巻き縫いをしましたが、たかだか20cmに満たない長さを縫うのに3,4cmもズレが生じました。
当然裁断された二枚の生地は同じ長さです。
それをこの長い距離をこの早さで全くズレもなくどんどん仕上げていく様は、巻縫いの迫力も相まって圧巻でした。

今回は、襟の飾りステッチもその前のアイロンとか更にその前の工程などがそうですが、ラインを組んでの工業製品としての量産において、それぞれの職人がきっちりと自分の役割を果たす事によって素晴らしい製品が出来上がるのだなという事を実感しました。

お客様の手に渡る一番最後は私の仕事ですので、しっかりと役割を果たせるよう精進したいと思います。
インスタグラムには動画もアップしますので是非そちらもご覧下さい。