2011年7月10日日曜日

デラックスウエア 半袖Tシャツ "S70B"

 DELUXE WARE (デラックスウエア)の半袖Tシャツ"S70B"をアップしました。
 今期より登場のS70シリーズの第二弾。
 前作のS70AはXLサイズを残すのみになりましたが、今夏一番問い合わせの多かったTシャツと言っても過言ではありません。
 S70Aとカラーリングも似ているので、こちらもおススメです。
 XSサイズは結構小さめなので、165cm55kg以下の男性で小さめな着方がお好きな方か、女性にもおススメです。
 宜しくお願い致します!





 1910年エドワード・ラムリーによりガソリンよりも安価な灯油を燃料とするトラクターが開発された。それがRumely Oil Pull tractor (ラムリー オイル プールトラクター)である。巨大なボディーには鋼鉄が使用され、重厚な造りのトラクターは自身の車重のみで土を耕せるよう設計された。当時の農耕機の資料を見ると、どれも巨大なものばかりが目に付く。このRumely Oil Pull tractorもアメリカの広大な大地を耕すためにいかに重く、そして大きく車体を作れるかが課題であった。しかし、蒸気機関車のような大きな車体は大規模な農場での使用には適していたものの、小規模の農場には全くといっていいほど適さなかったのである。その問題にラムリー自身が気付いたのは1台目のトラクターを世に出してから約10年後の1920年代に入ってからであった。その頃のトラクター市場では小型のものに人々の人気が集中しており、大きければいい、重ければいいという考え方から小さくても機能性に優れているものという考え方に移行していたのだ。このときRumely Oil Pull tractorも小型のトラクターを製造し、小型トラクター市場への参入を試みたがもうすでに遅かった。そして、それから約10年後の1930年代初頭に Rumely Oil Pull tractorはトラクター市場から姿を消したのである。
 そんなRumely Oil Pull tractorだが現在では数々のトラクターショーに出品され、コレクターをはじめとする人々に愛され続けている。姿を消した物にほど所有する価値が生まれ、人々の関心が集まるとはなんとも運命は皮肉なものである。そしてこのモデルは時を経た1970年代、この Rumely Oil Pull tractorに想いを馳せた人々によってデザインされたであろうと仮定して作られたモデルである。

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