秋田にて

人生初の秋田県。
というより人生初の東北地方。
年をとって旅行が趣味というのでない限り、岡山からだとなかなか行く機会もありません。
そもそも飛行機が15年ぶりくらいでした。
気候の違いもよく分からないので、一応"7641"を持っていってましたが、思いの他、寒くもなく活躍の場が少なかったです。
自社工場"オルダクト"では丁度ダリーズの"CALICO"を生産中。
裁断後からの全工程を見せていただきました。
独特な後ろ身の作りや特に難しい巻き縫いの工程等々。
近日入荷してくると思います。
また日産性をとるなど独自の生産方法や、古いミシンを多く使用して生産されているのですが、決して古いミシンを使えばそれが良いというものではないという話など興味深く聞かせていただきました。
そして現場でバリバリと稼動しているシンガーやユニオンスペシャルのビンテージミシン達。
格好いいですね。
直営店"ダリーズ"も世界観の感じられる雰囲気抜群のお店で、非常に今後の参考になりました。
二日目には観光にも連れて行っていただき、十和田湖・奥入瀬コースで青森まで足を延ばし、最後にもう一度工場を見学させていただき終了しました。
それにしても工場はもちろん、本社や直営店にもかなりの数のミシンがあり、特に古くて黒い格好いいのが多数。
ユニオンスペシャルのオートラップというミシンやウィルコックス&ギブスのフラットロックなど実稼動しているのもほとんどないという幻のビンテージミシンも整備されすぐにでも稼動出来る状態で出番を待ち構えていました。
細かく書いていくととても長くなってしまうので、後は少し多いですが写真でお楽しみ下さい。
お忙しい中、二日間もお付き合いいただきました村松代表をはじめデラックスウエアの皆様、誠にありがとうございました。
心地良い刺激を受け、充実した二日間でした。
私もやるべき事をしっかりとやっていきます。
次回伺う時は面白い企画を練りにだと思いますので、その際にも是非宜しくお願い致します。