TCBでのジーンズ制作、第6回目。
前回完成した前後身頃を縫い合わせです。
まずは大股(インシーム)から。
まず生地と生地を地縫いして、そしてオーバー、抑えステッチの3工程からなるTCBのジーンズでいうところの50sの仕様。
ウエアハウス、デラックスウエアなどもXXモデルは当然この仕様です。
60年代も後半になると、インターを使用し1工程少なくなるので、当時大量生産する上ではかなりの生産性の向上だったでしょう。
こちらはTCB60sの仕様です。
そしてセルビッチ部分のアウトシームを縫い合わせて完成です。
このアウトシームもリーバイスも60年代後半頃に仕様が変更されますし、Leeなどはまた全然違った仕様でアタリの出方も違い、これまた興味深い部分です。
次回は帯周辺。
ここもまた色々とうんぬんかんぬんある部分で非常に楽しみです。
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